エイジングケアを始めるおすすめの時期
エイジングケアとは、加齢のお手入れという意味の言葉ですが、要するに加齢と共に訪れる肌のトラブルに関わる予防策を行い、老け込んでしまうのを防ごうとすることです。
しかし、エイジングケアを行い始めるのはもうちょっと年齢の上がった、若い人から見ればおばさんと思えるような年齢になってから、と思っていませんか?
実は、それが一番危険です!エイジングケアは20代から始めた方がいいのです。
お肌のピークは25歳と言われておりで、それ以降のお肌の状態は徐々に衰えるようになっていきます。そのあたりからエイジングケアを始めた方が、より効率的にエイジングケアを行えるようになり、肌の若い状態を維持することが可能になるのです。
お肌の衰えは食生活などからも個人差が生まれるのですが、特に化粧をし始めた年齢が早かった人や若いころに部活動やレジャーで屋外で遊ぶことが多く、紫外線をかなり多く浴びてきた人はさらに、肌質が衰え易くなってしまっているので、早めのエイジングケアをすることをおすすめします。
お肌の衰えの確証を得やすいのは、毛穴が縦長になっていたり、毛穴が緩んでファンデーションが溜まり易くなっていたりする場合、目元や口元に小皺が出てきたとき、頬が下がって来たと感じた時、ファンデーションが浮くようになってきたとき、くまが濃くなってきたとき、化粧水や乳液を付けても、時間が経つと乾燥してしまい易くなったとき、シミが増えたと感じた時です。
これだけたくさんの症状があるので、これらに該当する項目があれば、エイジングケアを始めるベストなタイミングです。明確に感じるようであれば、すぐにでもエイジングケアを始めましょう!
エイジングケアをする上での基本事項
エイジングケアをする上で、押さえておくべき基本として、まずなによりも保湿をきちんとすることが挙げられます。
加齢による肌トラブルと言っても、その原因のほとんどは加齢によって肌の潤いや皮脂が失われていくことによって生じるものです。ですので、肌にいかに潤いを与えるかどうか、ということがエイジングケアを行う上でも重要な要素だと言えるでしょう。
いかに乾燥を防ぐかがポイントとなるのですが、そのためにも必要なことがエイジングケアの化粧品を選ぶことと食生活を改善することです。
特に、化粧品の中でも保湿成分の入った化粧品が非常に有効です。保湿成分としてはセラミドやヒアルロン酸がおすすめです。これらが入っている化粧品を選んで使用しましょう。
また、乾燥が悪化していると角質が厚くなっている場合があります。そのようなときには保湿成分が浸透しにくくなってしまっているので、ピーリングや保湿パックを使うようにしましょう。保湿パックは最低でも週に2回は使用するようにすると、より効率的です。
また、肌の老化を促進させるのは老化物質です。その老化物質は、体内にあるたんぱく質と過剰に摂取された糖が結びつくことで、それは糖化と呼ばれる現象です。
糖化が起きる理由としては、当分の過剰摂取と紫外線、それから加齢です。
本来は自然に起きることでもあるのですが、糖分を過剰に摂取してしまっていたり、紫外線を多く肌に受けていると、糖化が起こり易く、肌が老化してしまい易くなるのです。
糖化対策として、糖分を取り過ぎないように注意したり、紫外線を直接受けないように日傘をしたり、UVカットの作用のある日焼け止めクリームを使うようにするのがおすすめです。
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肌の老化を引き起こすのは、糖質の過剰摂取
すぐにでも行うことができるエイジングケア
今すぐにでもできるエイジングケア方法をご紹介します。
まずは、クレジング、洗顔をする際に注意することです。クレジング剤は必ず適量、洗顔料もよく泡立てたら、顔を優しく包み込むように、優しく洗ってあげましょう。
また、顔を洗う水も注意しましょう。実は、暑いお湯や冷たい水だと乾燥を引き起こす要因となるので、30度~35度くらいのぬるま湯で、手ですくって優しく注ぎ落すようにしましょう。
シャワーを直接顔に当てて洗い流すやり方は、たるみの原因になります。優しく注いだ後は冷水でしっかりと毛穴を引き締めましょう!
また、目元や口元はしわが出来やすいところです。そこは特に乾燥してしまい易い部分なので、美容液を多めに良く塗り込むようにしましょう。
また今の悩みのに応じた美容ドリンクを飲むこともおすすめです。
そして、スキンケアを行った後には、水分が蒸発してしまわないように乳液やクリームを必ず使い、最後は紫外線をしっかりとカットするようにしましょう。
これまでにも述べたとおり、紫外線は乾燥や糖化の原因となってしまうので、肌にとっては天敵ですので、20代であったも10代であっても、早めに対策をするに越したことはありません。
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