手軽なフィットネス用品として人気の高いバランスボール。
ボールなので騒音になる事もなく、時間や場所を気にせずいつでも自宅で簡単にエクササイズできるすぐれものです。座るだけでも効果があるので、テレビを見ながら快適にトレーニングできてしまいます。
バランスボールって
フィットネス用品として広く知られているバランスボールは、最初はケガや病気のリハビリ用に作られたもので、多くのスポーツジムやリハビリ施設等で使用されています。
バランスボールは医療現場でも活用されるだけあって、体に大きな負担をかけずに効果的な運動効果を得る事ができます。
価格も安く、ホームセンターなどの身近なお店で簡単に入手できますし、軽いので場所の移動も楽にできるので重くて大きなフィットネス器具などに比べて手軽に試しやすいという点もメリットです。
ただし、バランスボールは転倒などの危険もありますので、安全によく気をつけて使用するように注意する事も必要です。
バランスボールの選び方
バランスボールは体にあったものを選ぶことも重要なポイントです。
座った時に膝の角度が90度くらいに曲がるものがベストなサイズです。また初心者の方には、空気圧も大切なポイント!座った時に腰が軽く沈むくらいの程度の柔らかめにすると、バランスがとりやすく安全にエクササイズを行うことができます。
身長 | バランスボールサイズ |
150cm以下 | 45cm |
150~165cm | 55cm |
165~185cm | 65cm |
185cm以上 | 75cm |
バランスボール簡単エクササイズ
バランスボールを使ったエクササイズでは、全身の様々な部分を意識したトレーニングを行う事ができます。
- まずは座ってみる
バランスボールにまず座ってみましょう。
実はこれだけでもトレーニングになります。
不安定なボールの上に座り、まっすぐに姿勢を伸ばしてお腹を引き締める事を意識しながら、ほどよく上半身の力を抜きます。
普段あまり運動をしない人であればこれだけでも慣れるまでにしばらくかかる場合もあります。
- 乗らずに使うエクササイズ
仰向けになって両手は床について体を支えた状態でバランスボールを足で挟んでみましょう。
そのままバランスボールを持ちあげて、体に引き寄せたりおろしたりを繰り返します。
このエクササイズで気になる下腹を引き締める事ができます。
- 壁をつかってエクササイズ
壁と背中の間にバランスボールを挟んでまっすぐに立ちます。
ゆっくりとかかとを上げて立ちそのまましばらくキープして、ゆっくりと元に戻ります。
これを繰り返し行う事で足を引き締める効果があります。
- 下半身エクササイズ
仰向けになってバランスボールの上に両足を乗せます。
かかとをボールのてっぺんに乗せるようなイメージで、両腕はしっかりとからだを支えるように床につけます。
ボールを転がさないように気をつけながらゆっくりと腰を浮かしてみましょう。
ボールを安定させる事を意識すると、自然に下半身エクササイズ効果を得る事になります。
- 自分で自由にエクササイズ
弾力性のあるボールなので安全に気をつける事が第一ですが、色々なやり方を参考に自分で自由にボールに乗ったり転がしたりしながら筋肉の動きを意識したエクササイズをしてみるのもおすすめです。
バランスボールを使う時に気をつけたい事
バランスボールは弾力性があります。
大きさも身長に応じていくつかのタイプがありますので、自分にあったサイズのボールにする事が大切です。どの程度空気を入れるかによっても違いますので、最初は空気圧を低めにしてまずはボールに慣れる事から始めましょう。
ボールには常に負荷をかけて使用する事になるので、なるべくバーストしにくいようなタイプのものを選ぶとより安心です。
ボールに穴を開けてしまう原因になるような物が床にあったり、熱を発するものの近くで使用したりするなど、バランスボールの破損につながりかねない環境での使用は絶対に避けましょう。
まとめ
最も効果的なエクササイズは、継続できなければその良さを実感する事もできません。
バランスボールは軽いので、ちょっとのすき間時間にふと手を伸ばしやすい手軽なエクササイズ用品です。まずは継続する事を目標に、毎日少しでもボールに触れてエクササイズをしてみてはいかがでしょうか。