寝ても寝ても疲れが抜けない!そんな時は脳の休息が必要

疲れているのになかなかぐっすり寝られないととても困りますよね。
睡眠の質が良くないと、いくら寝る時間を確保したところで疲労は回復しませんし、脳は寝ていても休まらない状態なので、そのまま引きずっていると心身の健康を損ねてしまう事になりかねません。

ではどうしたら効果的に睡眠をとる事ができるようになるのでしょうか?その答えは疲労の原因と起きている間の行動にヒントがあります。

眠たい

あなたはどの疲れ?

疲れの原因はそれぞれの生活習慣によって全く違います。
座りっぱなしでずっとパソコンに向かっている事が長いと、眼精疲労や肩こりなどの疲労があり、日中からだを動かす事が多ければ肉体疲労など、同じ疲労でも日中何をして過ごすかによって色々とあります。また、どんな状況であっても頭を使ったり気を使ったりして、心身共に疲れ果てるという事もあるでしょう。

どのような疲れであっても、やはり大切なのは睡眠をしっかりと取る事です。
そうとわかってはいても、寝ている間は自分自身をコントロールする事ができませんので、いい睡眠をとりたいと願ってはいても、どうにもならないというのも正直なところかもしれません。

疲労

睡眠のメカニズム

睡眠には一定のリズムがあって、レム睡眠ノンレム睡眠の状態が交互に訪れます。
夢を見ている時というのは、眠りの浅いノンレム睡眠の状態の時で、声をかけられてもなかなか気付かないほど寝いっている時がノンレム睡眠の状態という事になります。

重要なのはこのノンレム睡眠の時で、起きている間ずっと働き続けていた脳がやっと休む事ができる貴重な時間です。
私達はみんな日々多くの事柄に接していますが、見るもの聞くもの全ては、脳の働きによって無意識の内に情報処理されています。
ましてインターネットが普及して、スマートフォンが一日中手放せない生活を送るという人も少なくない時代ですから、脳への刺激は起きている間中ずっと送り続けられている状態かもしれません。

こうして日々酷使された脳は、自分の自覚している以上に疲れてしまっています。
そのまま放置しておけば疲労が蓄積してしまうだけでなく、自律神経の乱れにもつながってしまうので、からだを休める事と同様に脳をしっかりと休ませる事を意識した生活を送る必要があります。

ノンレム睡眠 レム睡眠

脳疲労は寝るしかない

脳の疲れを癒すには、質の良い睡眠をしっかりととるしか方法はありません。そのためには寝る前にどのように活動するかが大きなカギを握る事になります。

日中たくさんの情報を処理した脳は、夜になったらもうクタクタです。それでも起きている限り脳は見たものや聞くものから得る情報を頑張って処理してしまいます。そうであれば、自分自身でその部分をコントロールしてあげるしかありません。

夜寝る前にはついついパソコンやスマートフォンをチェックして、いつの間にか時間が過ぎてしまっているなどという生活のパターンが身についてしまっているという人は多いかもしれません。
ですが、そのような習慣は脳を休める睡眠を大きく妨げる原因になってしまいますので、なるべく控えるようにしてみてはいかがでしょうか。まったく見ないというわけにはいかなくても、意識して減らしてみるようにしましょう。

そして、副交感神経を優位にさせるためにリラックスする時間をとるようにします。
お風呂にゆっくり浸かったり、アロマの香りでリラックスしたりと好みの方法で張り詰めた神経を鎮めるようにしましょう。

液晶画面から出るブルーライトや部屋の明かりは、脳のスイッチをオンにしてしまい、交感神経が優位になってしまいます。

寝る時には部屋を暗くして、布団の中でスマートフォンなどは見ないようにし、自然な眠りへと導く事ができるよう静かに横になりましょう。

部屋の明かりが強すぎると、睡眠に不可欠なメラトニンの分泌が妨げられてしまい、たとえ寝付いたとしても浅い眠りになってしまいます。
理想的な明るさは、30ルクス未満と言われているので、万一夜中に起きた時に足元がわかる程度のわずかな光に留めておくようにすると良いでしょう。

寝る直前の食事や入浴も、脳を活性化させてしまって安眠の妨げになります。理想としては布団に入る2~3時間前には全て終わらせておきたいところです。

また、疲労回復のためにも、バランスよく栄養のある食事をしっかりととるというのも重要な事です。

パソコンを見る女性

日中の昼寝は30分以内で

日中に少しだけ眠る事で、とてもいいリフレッシュになる場合があります。
しっかりと横になって寝る事ができなくても、目を閉じて静かにしているだけでウトウトと眠る事ができるでしょう。時間的には、15~30分以内が理想的です。時間がなければ5分でも効果はあります。

そうすると短時間でも疲れを少し回復させる事ができ、夜の睡眠にも支障は出ません。
ポイントはとにかく短時間の休息なので、仕事や勉強中、家事の合間などのすき間時間にできる効果的な疲労回復方法です。

眠たい

まとめ

せっかくの睡眠をより効果的なものにするためにも、生活習慣の改善は欠かせません。
栄養のバランスや仕事や家事の合間の休息、1日の終わりに脳を休めるための環境作りなど、まだまだできる事はたくさんあるのではないでしょうか。

疲労が長引くと、思わぬ心身の不調を招いてしまい、時には命をも脅かすような恐ろしい病気の引き金にもなりかねないので、いつも元気でいるためにもしっかり疲労回復を心がけなければなりません。

日本人はとても勤勉でよく働く半面、疲労でからだを壊しやすいというリスクも背負っています。
それに加えて膨大な情報社会の中で生きていく事になるわけですから、日々の睡眠の質をより一層向上させていく事がどうしても必要です。

脳とからだがすっかり疲れきってしまう前に、自分自身を上手にコントロールして健康的な毎日を送りたいですね。

質のいい睡眠

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